LDJが満を辞して開催する『Japan long drive championship』を通じて、選手のレベルは毎年格段に向上しています。また、日本大会の入賞者は国際大会に出場でき、海外経験を多く積むことで、更なるレベル向上に繋がっています。その様な事から、日本大会で優勝することは、一昔前では考えられない程厳しく難しい状況になっています。
トップ選手が、ドラコン競技レベルの底上げに寄与している事は言うまでもありませんが、トップレベルまでもう少しのところで頑張っている選手にもチャンスを与えていく事で、よりドラコン界が活性化すると考えます。そこで今年度より、多くの選手にチャンスを与えていけるよに、一部ルールを改定致しました。
日本大会ファイナルのカテゴリーに、エクストリームディビジョンを追加しました。このディビジョンは国内最高峰のクラスとして位置付け、予選会からエクストリームディビジョンポイントランキング上位9名を選抜します。日本大会ファイナルでは、WLD方式の9名総当たり戦を2日間通して行い、6名までに絞り込みます。この6名で最終日にスーパーEXを行います。優勝者には、WLD出場権と優勝賞金として300万円を授与します。※今年度のWLD出場権は、開催時期の都合上、6月にWLD日本代表決定戦を行います
予選会からエクストリームディビジョンポイントランキング10位以下の選手は、オープンディビジョンに選抜されます。10位と11位はスーパーシード、12位から17位はセカンドシードからの出場となります。日本大会ファイナルでは、2日間で8名までに絞り込みます。この8名で最終日にトーナメントを行います。優勝者には、ULD出場権と優勝賞金として30万円を授与します。また、特典で来年度予選会のエクストリームディビジョンポイントを付与します。※付与ポイントは未定
ULD世界大会には、オープン、ウイメンズ、マスターズだけではなく、全てのディビジョンから選手を派遣出来るようにしました。年齢に関わらず、世界大会に挑戦出来るチャンスが増えることになります。※年齢別で日本大会のエントリー人数が3名未満の場合、その限りではありません。また順位の繰り下げは基本ございませんが、その時の状況に応じて主催者が判断します。
そして、日本大会ファイナルへ参加する条件として、予選会への出場回数に規定を設けました。エクストリームディビジョンは、最低12試合の予選会出場が必要となります。それ以外のディビジョンは、最低6試合の予選会出場が必要となります。※ポイントランキング1位の選手も同様とします。但し優勝者はその限りではない。
ロングドライブ競技を、野球やサッカーの様なメジャースポーツ競技として確立していく為にも、プロ選手としての圧倒的パフォーマンス向上が望まれます。競技で勝つために日々努力している選手同士の異次元なる戦いに、ファンは魅了されます。この競技を見て感動し、ファンをより多く増やしていく為にも、洗練されたプロ選手達の競い合う、そして活躍できる場を提供して参ります。
今年度も、LDJならびに JPLA,JALAの活動にご期待下さい。そして変わらぬご支援賜りますよう、お願い申し上げます。